2013.02.22
樫中棒骨のご紹介<樫棒・パーツについて>
今日は、2月22日、にゃーにゃーにゃの日ですね!ハンウェイのスタッフは猫好きが多いんですよ~。
ハンウェイの猫といえば!アビシニアンちゃんです。
こんにちは、ADのM星です。
最近、内田百閒の猫の話ばかり集めた文庫を読んでいます。『ノラや』などなど。
にゃーにゃーにゃーの日が近かったからなんでしょうか・・・。
さて、先日入荷した樫中棒の骨を詳しくご紹介していきたいと思います。
現在市場に流通している傘の多くは、アルミ製の中棒を採用しています。木製の中棒もありますが、かなり少数です。
仕上がりイメージとしては、金属の中棒ならばシャープな印象に、木製の中棒ならばややクラシカルな印象になります。
樫という木は、粘りがある木材で、強度も高く耐久性に優れています。
木刀や、和太鼓のばち、生活のあらゆる道具の取っ手として採用されている、意外となじみ深い素材です。
ご覧頂くとわかるように、木目もキレイですよ~。
職人の手によって削りや染色などの工程が施され、大切に作られています。
針金を曲げて作る「線ハジキ」も今はほとんど見られなくなった職人の手仕事です。
指で押すとやわらかくなじみ、とても優しい使い心地です。
メンズはなんと、真鍮製のロクロ。オトコのこだわり、真鍮ロクロ・・・。
そして、もうひとつのオトコのこだわりが、この水牛突。
まろやかなミルクティのようなマーブル模様がきれいですね。
同じ模様が二つとないのが、天然素材の楽しいところ。
生地やハンドルと比べると脇役になりがちな骨ですが、世界にひとつのオーダーメイド傘に、さらに愛しくなる要素を加えてくれます。
.