2011.12.04

傘をたたむ時のご注意

傘を閉じて巻く時に、力をいれて手のひらでべたべたと生地を触りながら巻いたりしていませんか?

実はこれは生地の撥水力を弱くする一番の原因なんです。
生地の表面にはフッ素加工がされているのですが、手の油や汚れが原因でそのフッ素の力が弱まり、水をはじく力が弱まってしまうんです。

左の画像は生地のきれいな部分と汚れた部分に水をたらしています。
きれいな部分(上)は水滴が玉のようになっていますが、汚れた部分(下)は水滴がベタッとしてしまっています。
傘の生地の裏側には防水加工をしていますので、水が漏ってくることはありませんが、使った後にささっと水が切れるとやっぱり気持ちがいいですよね。ではどうしたら買った時と同じような状態を保てるかですが、出来るだけ生地を触らないようにたたむというのがポイントです。

露先の部分を右手でしっかりと固定し、左手の親指と人差指で生地のはじの部分をつまんで生地を引っ張り出すようにしていくと、きれいに、そしてあまり生地に触れずにたたんで頂く事が出来ます。うまく出来ないという方は、店頭にてアドバイス致しますので、お気軽にお立ち寄り下さい。

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