Question 『なぜ生地の修理が出来ないんですか?』
Answer
多くの場合、張替えをしたいというお客様の傘を拝見させて頂くと、骨に汚れやサビ、ひどい場合では曲がりといった骨の劣化が見られます。
例えばサビがある場合、新しい生地に張替えをさせて頂いたとしても、お客様のお手元に渡る前に生地に汚れが付着してしまいます。
また、生地を張り直す際に骨に負荷がかかる為に、傷んでいる箇所から折れてしまうという事も多々起こります。
一見、生地を外し、新しい生地を付けるだけのように見えるかもしれませんが、多岐に渡る既製品の骨に新たな生地で作成をする為には、新たに型を作成・調整する必要があり、修理にかかる時間が増えすぎる為に、他の修理にも支障をきたしてしまいます。
以前は張替えも出来るというご案内をさせて頂いておりましたが、修理の完成レベル、所要時間、それに付随する破損や汚れといった製品上のトラブルを考慮し、現在はすべてお断りをさせて頂いております。
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