日頃、お客様より『修理は出来ますか?』『丈夫ですか?』『高級な傘だから壊れませんか?』など、傘のメンテナンスに対するご質問を多数頂きます。
昨日は簡単に傘についてお話いたしましたが、もう少し深いお話をいたしますね。
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about Frame 骨について
今日は骨について多く頂く質問にお答えしていきたいと思います。
まずは骨の修理でよくある疑問をピックアップしてみました^^
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Question 『骨の修理は出来ますか?』
Answer 基本的に骨の修理は可能です。
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ただし、シーズン毎に新商品を生産しており、オープンから12年が経過している為、同じ骨(部品)がない場合がございます。
現時点で流用可能な色違い・素材違いの骨(部品)を使用させて頂く場合がございます。また、同タイプの骨でも、生産の時期により若干の違いが発生する為、開きがきつくなるといった現象が発生する場合があります。
EX)ゴールドからシルバーカラーへ、鉄からカーボンへなど
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骨の修理は元の状態に戻すという事ではなく、
引き続きお使い頂ける状態にすることだとご理解頂きたく思います。
尚、部品の在庫状況により、修理が出来ない場合もありますので、予めご了承下さい。
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Question 『なぜ折れるのですか?』
Answer 骨が折れる一番の原因は開閉時の人の力によるものです。
骨折れの原因 ①開閉の仕方
傘を開く際に充分なウォーミングアップをしないまま開きますと、骨が絡んだ状態で開く事になり、思いがけない力が骨にかかります。
また閉じる際も勢いよく引きますと無理な力がかかってしまいます。
折りたたみ傘では無理に骨を折り曲げたりしますと、接合部分に大きな負荷がかかります。
このように、瞬間的に大きな力が加わる事で、折れる場合がほとんどです。
気がついたら折れていたという場合は、ほとんどがこの状態です。
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傘のたたみ方を載せております!よろしければ画像をクリックしてご覧ください^^
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長傘のたたみ方
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折りたたみ傘のたたみ方
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骨折れの原因 ②傘のさし方
それ以外で多いのは強風時に折れたというものになりますが、強風の日に傘のさし方を見ていますと、傘を盾のように前にかざして風に向かっていかれる方を多く見かけます。
風を傘の面で受けてしまいますと、骨折れ、曲がり、変形を引き起こしてしまいます。
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ではどうすればいいのか?
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↑このように傘を盾にするさし方は要注意です。
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少しだけ傘をたたんで下さい。
生地を張りを緩ませて、風が流れるようにするイメージです。
それだけの事で骨折れは防げます。
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さて、ここまで書きましたが結構長くなってしまいました…
まだ骨についてはつづきがあるので、次回もお話いたしますね。
こういったコラムを書くことで傘について皆様の理解が深まると嬉しいです^^
また明日もお付き合いくださいませ!
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