2016.07.12
修理に関するご注意② 骨の修理について
日頃は弊店をご利用頂き、誠に有難うございます。
昨日に引き続き、修理に関してご連絡事項及びご注意事項を掲載させて頂きます。
本日は骨に関してです。
当店では2003年のオープン以来、何百種という骨を使用し、多岐に渡る商品をお作りしております。
継続的にお作りしている商品であっても、強度面などを考慮し、少しずつ変更を重ねており、同じように見える骨であっても変更が加わっている場合がございます。
現在までに廃業をしてしまった骨メーカーも数多くある為、お預かり致しました商品は、代替の骨を使用するなどをしながら、出来る限り今後もお使い頂けるよう修理をして参りますが、商品によっては、修理が出来ない場合がある事をご了承下さいませ。
また、修理は元の状態に戻すという事ではなく、お使い頂ける状態に戻すというのが趣旨となります。
代替の骨や、変更を加えた骨で修理をする事で、中棒や骨、小さなパーツ類を含め、色が変更になる場合や、骨が少し飛び出たようになる場合、生地の張りが多少きつくなったり、緩くなったりという事も発生致します。
上記につきましては、そのような可能性がある商品の修理を承る際にもご説明をさせて頂いておりますが、この場をお借りして皆様にご理解頂きたく、掲載させて頂きます。何卒、ご了承下さいませ。
骨折れの原因のほとんどは、傘を開く際の力か、強風時に傘を閉じないことにあります。
購入時に取り扱い説明書をお渡ししておりますが、開く際はウォーミングアップを必ず行って下さい。
骨が絡まった状態で、人の力が加わりますと、間違いなく破損や変形が発生致します。
一度で折れたりしない場合でも、ヒビなど目に見えない損傷が起こっている場合がありますので、よく骨をほぐしてから開くようにして下さい。特にサイズの大きい折りたたみ傘はその傾向が強くなりますので、ご注意頂ければ幸いです。
また、強風時は傘を盾にして風に向かっていく方が多く見られますが、これも破損の原因となります。
強風時は傘を少し閉じて、頭だけを守るような感じにして頂きますと、破損や傷みが起こりにくくなりますのでお試し下さい。
販売価格が高いという事もあり、『高い傘なのにすぐ壊れたんだけど・・・』とお持ちになる方がいらっしゃいます。
低価格のものと比べ、素材として強度のあるものを使っていることは事実ですが、壊れないという事ではありません。
販売価格が高いものであっても、ご使用方法によって、すぐに壊れてしまう事がある事をご理解頂きたく思います。
『SL100』『SL60』『ベリーニライト』張り替え修理終了のお知らせ
軽量シリーズの上記3アイテムの張り替え修理を、2016年12月31日をもって終了させて頂きます。
詳しい内容につきましてはこちらのブログを確認下さい⇒生地張り替え終了のお知らせ
ご利用頂いてるお客様にはご不便をおかけ致しますが、何卒ご理解頂きますよう、お願い申し上げます。