2012.04.01

オーダーメイド傘のポイント!④骨の本数

…まだ骨トークが続きます。今日は骨の本数です。

一般的な傘の骨の本数は8本です?(←この記号も8本のシルエットですね)
ハンウェイで展開している長傘は8本骨、10本骨、14本骨、24本骨、32本骨!
オーダー用には8本骨、14本骨、16本骨でご用意しています。

今回は、デザインの観点から骨の本数を検討してみましょう。
サナダミミの同じ生地を使用した8本骨と14本骨を比較してみます。

サナダミミ8本骨


サナダミミ14本骨

生地の色、骨の長さが一緒なのにこの違い。8枚の三角形を縫い合わせている8角形と、14枚の三角形を縫い合わせている14角形ではこんなに見え方がちがってくるのです!
8本骨は生地の質感や色柄を楽しみたいときに。大きな柄の入った生地などでは8本骨のほうが適しているといえるでしょう。
14本骨は、無地などで全体をすっきりとまとめつつスタイリングを楽しみたいですね。

ちなみに、24本骨になるとこんな感じです。

24本骨


上から見ると、円に近いシルエットでちょっぴり和風なイメージです〇

ハンドルや生地に比べると、ちょっぴり地味なパーツ「骨」に注目してみました。
案外全体の印象を左右する重要なパーツ、傘を構成するパーツの中でもまさに土台なのです!

.