2015.07.15

アクリルハンドルの製作工程①

こんばんは!
HANWAYでは日本の工房で作られたアクリルのハンドルを使用しております。
”美健肌効果パラソル”が一番に思い浮かぶでしょうか。
とても手間のかかったハンドルですが、美しく傘を飾ってくれます。
さて、そんなアクリルハンドルの作り方についてレポートして参りました!
”美健肌効果パラソル”の『MINI SPIRAL』の工程でご紹介いたします。
アクリルハンドルの製作工程 前半

(ミニスパイラルが出来るまで)
STEP 1 角取り
アクリルの板を製作するハンドルの太さ・長さに合わせてカットして、四角柱にしていきます。
STEP 2 ラッパ丸
カットした四角柱のアクリル板を円柱に加工をしていきます。
ラッパとは回転する刃がついた工作機械で四角いものを丸くする加工です。
STEP 3 ロクロ削り
円柱に加工したものを、製作するかたちに合わせてロクロにかけて削っていきます。
ロクロは回転する機械で、円柱状のアクリルを回転させながら、外側から専用の刃をあててかたちを整えていきます。 ミニスパイラルは曲がりの先端が細くなっている為、この加工を行います。
STEP 4 溝入れ加工
回転する刃に当てながら溝を入れる加工です。
ひねっているようにみえるハンドルは実際にはひねっているわけではなく、溝を斜めに入れる事でそのように見せています。ある程度はガイドのラインは引きますが、手作業の為、一本ずつ溝の間隔は異なります。
STEP 5 下磨き
バフにあてながら磨きをかけていきます。
溝の中も押しあてながら丁寧に磨きます。
STEP 6 中仕上げ磨き
仕上げの磨きをかけます。
最終仕上げの状態にもよりますが、ミニスパイラルの場合はガラスのような透明感が出るまで磨きをかけます。
本日はここまで!
まだまっすぐな状態ですが、ちょっと見たことあるハンドルまで近づいてきましたね。
これから曲げたり、染めたり…まだまだ加工は続きます。
お楽しみに^^

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