日頃、お客様より『修理は出来ますか?』『丈夫ですか?』『高級な傘だから壊れませんか?』など、傘のメンテナンスに対するご質問を多数頂きます。
今週から傘についてお話しておりますね。
|
about Frame 糸のほつれについて
|
本日は細かなパーツのご質問についてお答えしようと思います。
みなさまどうぞお付き合いくださいませ。
|
|
|
Question 『糸がほつれてしまいました。』
Answer 完全に取れてしまう前に早めにお店へお持ちください。
|
傘の生地と骨を縫い合わせている糸は一本の骨に対して4か所ほどございます。
こちらの糸は使っていただいているとゆるんでしまうこともございます。
初めはしっかりとついておりますので、ほつれ・ゆるみが気になりましたら、ぜひ店頭へお持ちください。
一か所外れていると隣も外れやすくなりますので、早めにお持ちいただけると良いかと思います。
|
ご自分で簡単にチェックしていただける部分なので、簡単にご説明いたしますね。
|
口つけ
|
中とじ
|
天つり
|
傘の手元付近の”露先”と呼ばれる個所と生地を縫い合わせています。こちらが外れた場合は生地がペロンとしてしまうのですぐに気づけますね。ただそうなると使えなくなってしまうので緩んでいないかたまにチェックしてみてください。
|
傘の内側、生地と骨を縫い合わせています。長傘の場合、あまり取れることは少ない印象ですが、折り畳みタイプはちょうど折曲がる部分なので負荷がかかりやすいです。シーズン明けにはチェックしておきたいポイントです。
|
こちらはミニタイプ(三段折)の折り畳み傘のみについている個所。傘上部に輪っかのように糸がひっかけてあります。こちらが取れてしまうと三段折はとっても畳みにくくなるので、なにか使いづらい…と思われましたチェックしてみてください。
|
個所によって気付かない場合もあったりいたしますが、
シーズン明けなどに見ていただくと良いかと思います。
あとは久しぶりに使う前にもぜひチェックを!
|
|
Question 『糸ほつれの修理期間はどのくらいですか。』
Answer
骨修理やハンドル交換に比べて糸のほつれの修理は比較的早くできます。
だいたい1週間ほどでお渡しできます。
たまに運が良いと当日お渡しすることもできますが、特にこれから傘のシーズンなのでなかなか厳しいかもしれません。
雨シーズンですぐ使う機会も出てしまいますので、修理は早めにお持ちくださいね。
|
|
|
|
|
|